クチバシが欠けた亀乃丞 - みにまるはうす

Sep 25, 2017

クチバシが欠けた亀乃丞


以前の日記「アニマル・アベンジャーズ」に助けられたフレディ君は、山火事に巻き込まれて甲羅の大部分を失くしてしまった亀さんですが、我が家の亀乃丞は昔、陸場用として水槽に入れてあったレンガをかじってクチバシが欠けてしまったことがあります。

亀には歯がありません。人間で言うところの唇にあたる部分が鳥のクチバシのように硬くなっていて、それが歯の役目をしています。
下の写真は亀乃丞がうちに来て約1ヶ月の頃。まだまだ小さい子亀ちゃんだけど、口元が凛々しくキュッ!と閉まっています。そのキュッ!と閉まってるのがクチバシと呼ばれる部分です。


でもいくらクチバシが硬いといってもレンガの硬さには敵わないわけで・・・

上の写真から約半年後、レンガをかじった亀乃丞さんのクチバシが少し欠けてしまいました。いや、「欠けた」というより「削れた」という表現の方が正しいかな?


亀がレンガをかじる理由の一つにクチバシの脱皮があります。
クチバシも甲羅や皮膚と同様に脱皮をするので、脱皮促進のためにレンガを齧ることがあるそうです。また、レンガや砂利にはミネラル補給や消化を助ける作用があるらしく、ミネラルが足りてない時や、消化に悪いものを食べたあとにレンガをかじったり、砂利を食べたりすることがあるそうです。
※亀の脱皮については「亀の脱皮 ~甲羅編」「亀の脱皮 ~皮膚編」参照

これらの行為は本能的なもので、決して珍しいことではないそうです。
とはいえ亀乃丞は、野生ではなく飼育下にいるわけですから、もしレンガを齧っていた理由が脱皮促進ではなく、ミネラル補給や消化促進のためだったとしたら、飼い主である私が適切な栄養管理をしてあげなくてはいけなかったんですよね。

亀乃丞は店で売られていた時、もう既に皮膚病にかかっていました。
亀乃丞だけでなく、彼と一緒に売られていた子亀たち全員が皮膚病でした。
それはその店のずさんな管理が原因です。
しかも亀乃丞は皮膚病だけでなく、うちに来てからわずか2週間の間にしっぽが切れたり、爪が抜けたりと散々な目にあいました。ずさんな管理の下で過ごしていたせいで、栄養が全く足りていなかったんです。
クチバシが欠けた(削れた)のは亀乃丞を飼い始めた半年後くらいだったので、もしかしたらですが、まだ十分な栄養がとれてなかったのかもしれません。
そのことも考えてあべるべきだったのに、当時の私はそれに気づいてあげらませんでした。
※亀乃丞の当時の病気などについては「亀乃丞」参照


しばらくすると徐々にクチバシの欠け(削れ)が大きくなっていき、心配になってきたのでレンガは撤去しました。
下の写真はレンガを撤去する2ヶ月くらい前のものですが、実際にはここまで大きく欠けてはいませんでした。この時はちょうど、お口を少しあけて「ぽけ~」としていたみたいなので。


亀乃丞はおちゃめな性格で、我が家のボケ担当でもあります。
だからクチバシが欠けた愛嬌のある顔が性格とぴったりマッチしていて、飼い主としては可愛くてしかたなかったんですが、亀乃丞にとっては大問題なんですよね。ただでさえ亀乃丞はご飯の食べ方が下手で、すぐに口からこぼしてしまうのに、クチバシが欠けたら更に食べ辛くなりますから。
※かめーずの食べ方の違いについては「食べ方二通り」参照

この頃から「亀乃丞のクチバシを元に戻すぞ大作戦」が始まります。
いつものエサ(テトラ レプトミンテトラ ガマルス)に加え、時々ですが肉や魚、野菜なども与えるようになりました。
それらのエサに粉末状のマルチミネラル(ミネラオール I)をふりかけ、日光浴の回数や時間も増やしました。
そんなこんなでクチバシが再生してきた亀乃丞さんがこちら。


このあと亀乃丞のクチバシは完璧に再生しました。



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